ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

PIRELLI CINTURATO P6

ゴルフに履いたPirelliのP6。直進走行性、高速道路での安定性能、省燃費性能、いずれもそこそこ。でも欧州車にはやっぱりキャラクターの合うタイヤ。その価格を考えればコストパフォーマンスはやはり圧倒的ですね。

本日の駄文

週末、友人宅にお邪魔しました。広い庭を持つ友人のご自宅、ゴールデンリトリバーを飼っていました。久しぶりに触るもふもふの感触に、しばしご満悦の私でありました…。

PIRELLI CINTURATO P6

私の車はゴルフヴァリアントです。今年、約3年落ちの中古車を購入しています。ゴルフ6と比較してより近代的に、より普通の車になった新しいヴァリアント。ほとんどすべてを気に入っていたのですが、唯一気になっていたのが、タイヤ。高速走行する際にコーーーッというダースベイダーをうるさくしたようなノイズが気になっていたのです。はいていたタイヤは、ゴルフの初期装備の一つでもあるBridgestoneのTuranza。世間ではウルサイタイヤとしての評判があるようです。。。こんな話を聞いてしまった私、どうしてもタイヤを新調したくなりまして、週末にタイヤ交換&タイヤの皮むきをしてきたところです。

今回、交換するタイヤ銘柄の候補はいくつかありました。(カッコの中は、いずれも205/55r16の際のネット内最安値参考価格です)

  • Pirelli Cinturato P1(7,000円/本)
  • Pirelli Cinturato P6(8,000円/本)
  • Pirelli Cinturato P7(9,500円/本)
  • MICHELIN Primacy 3(12,000円/本)
  • MICHELIN Primacy 4(12,000円/本)
  • MICHELIN PirotSport 4(14,000円/本)

ヴァリアント6の際にはいていたタイヤはP1でした。それ以来、Pirelliにはいいイメージしかありません。タイヤの価格は安いし、走りも特有の「粘りっこさ」を感じていてゴルフ6とはベストマッチだったと今でも感じています。(このあたりは、以前記事にも書いているのでご参考まで)

hamabasso.hateblo.jpで。今回もさんざん迷いましたが…同じタイヤ(P1)では面白くないし、P7を履くくらいならMichelinの静音タイヤPrimacyの新規モデル、Primacy 4が気になるし…とぐるぐる逡巡した結果…今回の選択はP1の後継モデルと言われているP6となったのでした。今回は楽天の最安価のショップさんを利用させていただきましたよっと。


 

で。乗り換えてみた感想です。

  • 一番の懸案だった、音に関して。もとのTURANZAがうるさすぎたのはやはり事実であったようです。1段階、音は静かになりました。それだけでもタイヤを新調した甲斐があったというものです。
  • 一方、前回のゴルフ6のときのような感動はそれほど起きませんでした。前回はタイヤ自体が柔らかくなったこと、ねばい系のフィーリングの良さを素直に感じることができたのですが、今回はTURANZAと比較して遜色のない出来。高速道路を安全に走行するレベルでは高速性能は全く問題にならず、追い越し車線へのレーンチェンジの追従具合はクイックで好ましいもの。雨天時の不安もない、いたって普通のタイヤでありました。
  • タイヤそのもののゴムのしなやかさ、という点では若干(ほんの若干ですが)Pirelliが優れているかなぁ、という感覚はあります。このあたりはBRIDGESTONEやMICHELINと比較した際の優位点でしょう。ただ、タイヤの限界性能や静粛性に重きをおくのであれば他メーカーのタイヤをおすすめします。

そこそこの静粛性、そこそこの省燃費性能、まずまずの直進安定性。P1よりも尖った個性がなくなったような気がしますが、でも運転しやすく、対コストのバランスがよい。全般的に80点の優等生タイヤ、という印象です。生産国(中国)の心配は拭えませんが…それでも、このタイヤが4本で30,000円で購入できるというコストパフォーマンスはびっくりです。やはり、私にこのメーカーのタイヤはフィーリング合うんだなぁ、そう感じさせるにはぴったりでした。素直におすすめですよ。