コントラバス弾きなら誰でも知っている名店、弦楽器の山本が営業を終了するというニュースが私の界隈を駆け巡りました。なんと寂しい。
本日の駄文
コントラバス弾きなら、とてもほっこりする話がありました。
コントラバスって新幹線乗る時こんな風にドアに立てかけてるので駅着くたびにどっちが開くのかビクビクしてるんですが、今日の車掌さんがこんな素敵なメモをくれて僕は恋に落ちました。#届け pic.twitter.com/eO8Rnp34ip
— 地代所 悠 (じだいしょ ゆう)/レミゼ2019 (@jidaisho_yu) May 14, 2019
楽器を、電車で移動する際に避けては通れないのが出入り口の確認。楽器あるあるですが、もし車掌さんからそんなメモをもらえたら、私も恋に落ちてしまうに違いありません。 素敵なニュースもあるもんだ。
山本さん、ありがとう。
今日はそう考えながら、ほっこりとして家路についたのですが、こんな葉書が届いていて私は思わずえぇぇぇええ!と声を上げてしまったのです。(画像はベーシスト平川さんのTwitter上より拝借)
まじか!弦楽器の山本から営業終了のお知らせが……。ど、ど、ど、どうしよう……。 pic.twitter.com/S3H01qJkv1
— Masao Hirakawa (@masao_SoloBass) May 16, 2019
弦楽器の山本といえば、その名を広く知られたコントラバス専門店です。泣く子も黙るそのとっつきにくさからは一見さんは少し入りづらい雰囲気を醸し出しておりましたが、なれてくると親身になって対応してくれるいいお店でした。都内のコントラバス専門店の数は非常に少なく、その知名度はコントラバス弾きのみならずニッチな吹奏楽の方まで知れわたっていたのです。
そんなお店が、営業終了ですって。。。。。なんと。びっくりしすぎてしばらく玄関の前で固まってしまいました。
私のコントラバス専門店デビューも、山本でした。新大久保の駅、それまではDAC(旧店舗)に行っていた私が、先生に教えられた雑居ビルの2階に上がっていくと、そこで出迎えてくれたのは数多くのコントラバス。そして並々ならぬ雰囲気。プロの方が集うような高尚な雰囲気に圧倒された学生だった私。そこで購入した(当時は山本で専売であった)コルスタインは、今でも私メインで利用している松脂のひとつです。
あぁ、寂しい。でも営業終了するということは、ようやくおやじさんもゆっくりできるのかな。そう考えると寂しさも少しは紛れるというものです。しかし。。。寂しい。