ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

流行りに乗ってRyzen5で組んでみた

なんだか無性にPCが組みたくなって、はやりに乗ってRyzenでPC組み替えてみました。CPUケチったせいでベンチマークはあんまり早くならなかったけど、PCの中身の掃除はできたので心地よく年末を迎えられそうです。

今週の駄文

今週末から、いよいよブラックフライデー&サイバーマンデーのセール期間が始まりますね。日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカではお祭り騒ぎの大バーゲン。今年はコロナ禍でどのようになるのかわかりませんが、とりあえずネット上の世界では通常運転のようです。私が今年買ったDorico Pro 3.5もなんだか半額(64,000円→31,500円!)で購入できてしまうようで。なんだよぅ、すっごく損した気分だよぅ…。(Amazonでも買えますが、楽天経由のほうが安かったりするかもですね)

流行りに乗ってRyzen5で組んでみた

私は、なんだかんだで年一回くらいPCを組んでいます。で。今年もだんだん年末が押し迫ってきた11月の下旬。なんか新しいPCでも組んでみようかなぁ…。と思っていたんです。とはいえ、今年はノートPCをNEC製→LENOVO製に変更したり、サブ機としてやってきたM75q-1もなかなかいい働きしてるし、メイン機も特にはいま困っていないしなぁ…とは考えていたものの。

ここ最近の気温の変化や気圧の変化についていけず、調子もいま一つ上がってこなかったので、ここはいっちょ新しいPCでも組んでみるか!そして今組むんだったらもちろん流行りのRyzenだよね!っというわけで、さくっと部品を買い揃え、メイン機を組み直してみました。以下、今回採用した部品と流用した部品たちについてコメントおよび実際の使用感についてレポートです。年末年始にPCを組み替えるみなさまのご参考に慣れば幸いです。

私のPCの利用用途
  • Officeソフトをストレス無く動かしたい
  • 時折エンコード作業をするのでマシンパワーはそれなりにほしい
  • ゲームは軽いゲームをときどきやるようになった
  • あまりファンの音が大きすぎるのは気になるので静音性を少し気にする
  • でもあんまり大きすぎる筐体も気になるので小さめサイズ
  • 5インチ光学ディスクはどうしてもほしい(昔の人間なんで…)
  • 機械に無理はさせず、OCはしない
  • 流用できる部品は流用する
CPU:Intel Core-i5 8400 → AMD Ryzen5 3500

まずここで総ツッコミを受けるでしょう。えぇ、甘んじて受けます。そもそもi5-8400から3500だったらさほどPassmarkも1.2~1.3倍しか変わらんやんけ!というところは、まさにごもっともなんです。言い訳をさせてください。最初はみなさんとおんなじで、Ryzen5 5600X(41,000円)とか、Ryzen5 3600(27,000円)とか購入予定だったんです。でも、今回は秋葉原に出向いて店員さんに聞いてみると…「それくらいの用途だったら、とりあえず3500買っといて、将来的にZen3世代に買い換えるほうがいいのでは?」というありがたい助言をいただきました。

たしかに、いまの5600Xの価格はとても高い。Intelの第10世代よりも高い、妙に強気な価格設定が少し気になります。であれば、もう少し価格のこなれてきたときに購入するとして、いまはまだ安いRyzen5 3500(17,000円)を買っておく、という作戦にチェンジしたんです。その分、他のところに予算を回そうと。これ、なかなか自分でも良い選択だったと思っています。自宅PCはすこーしだけ早くなったかな?という程度ですが、気分的に新しいPCパーツは気分の良いものです。

マザーボード:ASRock B360M Pro4 → ASRock B550M Pro4

前述の通り、今回は最新CPUを諦めたのですが、いずれは載せたい。そのための将来性を考慮したのと、PCI Gen4を載せたものがほしい、ある程度の拡張性と堅牢性もそこそこほしい、でも光る機能はいらない、と考えていくと、だいたい私はASRockに落ち着くことがここ数年では多いです。昔は変態マザーとしておなじみだったASRockですが、ここ数台は当たりのマザーが多くて大変気に入っております。(ちなみに、ASUSやGigabyte、MSIが嫌というわけではなく。好みの問題ですね)

CPUクーラー:アイネックス CC-01 → SilentPower LC-CC-95A

Intel機を自作しているときに一番苦手な作業、それはCPUクーラーの取付作業なんです。わたし、リテールクーラーのプッシュピン式がどうしてもうまくいった試しがなく。いつもリテールではなくネジ止め式のやつをわざわざ購入していました。今回はRyzenになったということで、少しだけ排熱が気になる、ということであまり考えずにAmazon先生でそれなりの評価をつけているSilentPowerのサイドフロー型を購入してみました。

で。CPUの取付作業なんですが…目からウロコがポロポロと落ちるくらい簡単。マザーボード上に既にバックボードが取り付いているので、その溝にハマるようにクーラーを合わせてネジ締めするだけ。こんな簡単な作業だったとは!いままでの悪戦苦闘ぶりが笑ってしまうくらいに簡単なので、AMD、恐るべし。

さらに、冷却結果は、ずばり絶大。購入してからさっそくCPU利用率100%になるエンコード(約2時間)を回しっぱなしにしたのですが、なんせ静か。そしてCPUの温度も65℃以下で安定していました。すこしくらい煩くなるかと思った懸念は吹き飛び、あらためてCPUクーラーの部品としての凄さを目の当たりにしたのでした。バリバリのゲームマシン等では当然ながら力不足だと思いますが、普通に使う分には問題ありませんよ。

メモリ:CFD 2666対応 8GBx4→Team 3200対応 16GBx2

メモリはいつもは気分で一番安いものを購入してみているのですが、今回はTeam社製のヒートシンクが付いた3200対応のものにしました。Ryzenは3200対応がウリになっているので、対応品を購入したところです。世の中のベンチマーク見ていると、2666vs3200ではあまり処理速度が変わらないみたいですけどねぇ。。。

PCケース:Antec P5 → Cooler Master Silencio S400 TG
 

今回こだわった点2点目がPCケースです。小型のPCもいいけれど、小さすぎるとビデオカードが入らない。ある程度の拡張性と、通常のATXサイズよりは小さい。それを満たすケースこそ、M-ATXケースだと思っているのです。PCゲームを少しやり始めた私にとって、M-ATXこそが最強なのです!

という御託はさておき。静音性にそれなりにこだわり、5インチのドライブがあるケースと言えば、以前はAntec P5くらいしかなかったんです。だから半ば仕方なくAntec使っていたのですが、、なんと新作がCooler Masterから出ているではないですか!ある程度静音で、ガラス窓まである!あな嬉しや!というわけでほぼ一目惚れで購入。いまは上の蓋は塞ぎ、前面に12cmファンを1機増設して利用しています。普段はほとんど音のしない素晴らしいケースです。ゲームやったりすると、グラボから少し騒音が出てくるのは想定内ですが、そこまでうるさくもないかな?という印象です。

Storage:NVMe SSD(512GB)/HDD(4TB)+SATA SSD(1TB)※SATA SSD追加

今回はストレージに関してはあまり手を加えていません。ただ、最近やる機会が多くなってきたPCゲーム用の領域としてCドライブの容量を圧迫することもなくなったため、ゲーム領域用としてSATA SSDを購入してみました。メーカーは、なんとなく安定のSamsung。でもどうせゲームしか入れないのでQVOにしてみました。Samsung QVO、SATAのSSDでも10,000円で購入できるとは…いい時代になったものです。

今回更新しなかったパーツ(1) 電源:オウルテック 750W RA2-750

電源は、昨年末に秋葉原の軒先で特価セールで売っていた750Wのオウルテック製(というよりはFSPといったほうが話が早いでしょうか?)今流行のモジュラー型ではないけれど、ケーブルはそれなりにしなやかだし、かつなかなか珍しいSilver対応。750W電源なのでこれからどんだけごついグラボもってきてもそれなりに大丈夫だと思います。信頼してます。

今回更新しなかったパーツ(2) グラフィックボード:Radeon RX580

こちらの商品も、昨年の歳末大売り出しセールでみつけたものです。当時はマイニングブームも落ち着いてAMD製グラボが叩き売られていたのでおよそ15,000円で購入。非常にラッキーでしたね。でもどちらかというとゲーム対応はNVIDIAのほうが対応早いみたいなところありますから、個人的にはGTX 1650とかGTX 1660とか欲しいなぁ…と思っているところです。

…ということで、かなり長くなってしまいましたが、今回はこんな構成となりました。たぶん半年くらいでCPU換装しているかもしれませんが、それ以外のパーツに関してはそれなりにもって欲しいなぁ…。コロナ禍で出かけるのも億劫になっている世の中ですから、こういったPC作成してみるのもおつなものですよ。

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今回の戦利品たち