ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

(随時更新)スマホの料金について真剣に考えてみた

(随時更新)2021年3月、スマホの料金について真剣に考えてみた

えらい長文の記事になりそうなので、この記事だけは要点のみ絞って記載するスタイルにします。よかったら他の記事も見てやってくださいませ。

(初版:2021/3/11 記事初版、2021/3/12 エキサイトモバイル分追記、まとめ改版

2021/3/26 ocn追記)

ねらい

Docomo、KDDI、SoftBank、それに楽天モバイルも加わって勃発した、この2021年春のスマホ料金値下げ合戦。自分は過去いろいろなMVNOを渡り歩いてきた身ですが、今年は特に各社ともに値下げ論争が激しく、全くついていけません。そんな私が、自分の環境でどのキャリアに移行するのが幸せなのかを考えるための記事です。みなさまもなにかのご参考になれば、これ幸いです。

私の現在の環境の整理

物理SIM4枚+esim1枚で運用中。

  • メインスマホ:iphone12Pro(SIMフリー)約3GB/月。DocomoSIM+楽天モバイルのeSIM利用。
  • サブスマホ:Oneplus8(SIMフリー)約1GB/月。主に艦これ用。
  • ワイヤレスルータ:HUAWEI E5577。年2~3回利用。
  • タブレット:Teclast P20HD。月数回利用。老眼対策にたまに持ち出して利用。
現在の契約キャリア

だいたい3,500円~4,000円/月。まずまず費用は抑えているかとは思うけど、ムダも多いよなぁ…と反省中。この3月のビッグチャンスに少しでも通信費用を抑えたい。

  • Docomo:ギガライト(メイン)1GB/月。利用料金を極力抑える。2,300円/月。
  • 楽天モバイル:UN-LIMIT V(サブ)5GB/月。ほぼau回線しか掴まない。0円/月(2021年10月まで)
  • エキサイトモバイル:最適料金コースのSIM3枚(サブ)1,500円/月。
各通信業者に対する私のイメージ。

実経験をもとにした、各通信業者(MNO(主要キャリア)、MNO(楽天モバイル)、MVNOへのイメージは下記の通り。

  • MVNOはたしかに12時~13時は遅くて使いにくい部分もあったが、さほど不満には感じていなかった。いままでiijmio、Biglobe、LINEモバイル、mineo、エキサイトモバイルを利用した経験あり。
  • 楽天モバイルそのものの電波は私の生活環境ではほとんどつかめない。(地図上は対応しているって書いてあるのに、全然電波掴まないってどういうこと!?)よってau回線しか利用できない状態ではあるが、5GB/月が1年間無料で使えることはメリット。
  • MVNO→MNO(Docomo)に戻ってから約1年経つが、やはり通勤通学時間帯やお昼休み時間帯の安定性は抜群に良い。費用対効果は絶大。
  • 3キャリアの新料金プランはネット完結型なのがネックとして挙げられる。自分が契約する分には全く問題がない(むしろ歓迎)。ただ、何かあったときにすぐショップに駆け込むシニア層には正直勧めづらい。その他、キャリア決済が使えなくなること、キャリアメールが使えなくなること等のデメリットをきちんと見定めておくことが必要。

契約見直し案(大きく2案)

1.Docomo(ahamo)+楽天モバイル (UN-LIMIT VI)→3,000円/月(~4,000円/月)

メインのスマホをdocomo専用にし、楽天モバイルのeSIMをnanoSIMに変更、サブスマホを楽天モバイル専用とする。その他、タブレットやモバイルルータを利用するシーンではメインスマホからテザリング運用する案。

メリットとしては、Docomoの安定した回線を20GBまで利用できること、サブスマホでもキャリアの番号を持てること、楽天モバイルのアプリを利用することで国内通話料がタダになること。

デメリットとしては、サブスマホのアンテナが立たない危険性が常につきまとうこと、メイン電話番号(docomo)とサブ電話番号(Rakuten)の使い分けが必要なこと、2021年11月以降、サブスマホを1GB/月以上利用してしまうと、楽天モバイルの利用料は1,000円/月かかってしまい、コストメリットを感じにくくなること。

(備考)私は親がDocomo回線を契約しているので、ファミリー割引を崩さない前提で考えると、MNOはDocomo一択。au回線やSoftBank回線でも同じことが言えますが、(特にauの場合は)SIMフリースマホの対応Bandをよく確認すること。(iPhone利用であればSIMフリー状態にしておくこと、Androidであればお使いのキャリアに対応したBandを掴む機種であること)

2.MVNO各社のSIMを2枚契約し、パケットシェアプランを利用すること。→2,500円/月?

メインスマホ、サブスマホともに同じ会社のMVNOを契約し、メインスマホは音声プラン、サブスマホをデータ専用SIMとする。メイン+サブのパケットを「分け合う」プランを利用する。

メリットは、6GB/月程度の通信量であれば1案よりも安くなる可能性が高い。また、大々的な乗り換えキャンペーンを行っており、キャッシュバックによるポイントをゲットできる可能性の高いMVNOが多い。

デメリットとしては、現段階(2021/3/11)ではMVNO各社の料金プランが出揃わず、各社の料金の単純比較ができない。また、通勤通学およびお昼休み時間帯のつながり具合は多少不安定になる可能性がある。最後に、家族割(私の場合はDocomo)を組んでいる場合はメンバーが一人減ってしまうことになるため、家庭内全体では毎月の支払額が上がってしまう可能性がある。

MVNO各社のメリット・デメリットの比較

ここでは、国内各社の有名どころMVNOを、以下の条件で契約した場合の費用を比較してみたいと思います。価格は税込で統一。契約は、音声SIM1枚+データSIM1枚、5GB/月を想定します。

比較検討各社:iijmio、mineo、Biglobe、LINEモバイル、OCN、エキサイトモバイル、Dモバイル、UQモバイル、Y!モバイル。(順不同)

2-1.iijmio

音声プラン(4GB)1,078円+データプラン(2GB)748円=1,826円。

6GBまでデータをシェアできるうえで、2,000円を切る価格で勝負してきたのは立派。流石にMVNO界の雄だけはあります。問題は、回線速度がどれだけ安定するか。

2-2.mineo

デュアルタイプ(5GB)1,518円+シングルタイプ(1GB)880円=2,398円

※3ヶ月間1,000円割引あり

フリータンクやパケットギフト、パケットシェアなどの独自性が光るmineo。MVNOの中でも3キャリアから自分の好みを選べる点でも特徴を打ち出しているが、毎月の料金は少々高め。

2-3.Biglobe

音声SIM(6GB)1,870円+シェアSIM(データ)220円=2,090円(+エンタメフリー・オプション308円=2,398円)

エンタメフリー・オプション(308円/月)を加えると、結構最強の組み合わせになる可能性のあるのがBiglobe。youtubeやFacebook、Instagramなどを無制限で見放題の上でこの料金は競争力あるかも。

2-4.LINEモバイル

3月末日で新規サービス終了のため検討対象外。

2-5.OCN

音声6GB/月コース 1,320円+データ3GB/月コース 990円=2,310円

3月下旬、ようやくOCNの後出しジャンケンがでてきましたね。IIJよりも使える容量が大きいので、コレは少し魅力的に映ります。そうなると、毎月何ギガ使うかが悩ましいところであったりもして。家にいる機会が多いから6GBもあれば十二分かなぁ、とか思いながらも、数百円しか変わらないんだったら10GB契約してもいいかなぁ、なんて思ったり。音声通話が自動的に30秒/10円になるのも美点。

2-6.エキサイトモバイル

Fitプラン(7GB)1,430円+データSIM 220円=1,650円

楽天モバイルを思いっきり意識した価格構成。データ利用量的にもワタシ的には一番フィットしたプランの予感。Fitプランも従量制料金なので、最大25GB(その場合でも3,465円/月)まで利用できるし。後出しジャンケン、最本命登場。

2-7.Dモバイル

990JUST FIT SIM(3GB)1,529円+190padsim(1GB)528円=2,057円

従量制でなかなかおもしろいところを突いてくる日本通信。それほど通信しないようであればこのプランも十分選択肢には入ってくる。ただ、もう少しパケットを利用したいとなるととたんに割高になることも予想できる。。

2-8.UQモバイル

3月末日でデータ専用SIMの申込みが終了するため、2枚の音声SIMを契約するパターンになってしまうため検討対象外。(3GB:3,256円/月)

2-9.Y!モバイル

シンプルS(3GB:2,178円)+シンプルS(3GB:990円)=3,168円

やはり、UQモバイルとY!モバイルは安定した低価格回線だけあって、今回のプラン変更の嵐からは少し出遅れている感がある。もう少し現実的に料金を下げないとメリットが見いだせない可能性もある。(Y!モバイルは独自のメールアドレスを持てたり、Yahoo!プレミアム会員料金が無料になったりするのは特色ではあるが)

まとめ(2021/3/12更新)

3/11に料金プランが発表になった、エキサイトモバイル。これが自分にとっては一番安価でフィットしたもののような感じがする。今のところ1ヶ月1,650円は最安、ahamoと比較して半額で済んでしまうのは、単純に強い。従量制というのも都合がよく、(テレワーク中心の)出歩かない生活が「新しい日常」とするならば、外出先でパケットを利用する頻度も減るだろうし、7GBまで利用せず3GBまでで済んでしまえば1,300円/月というビックリ価格。いまのところ、候補の最右翼。

対抗は、やはりahamo。Docomoの圧倒的な信頼性を取るのであれば、20GB+通話5分無料で月額3,000円というコスパ。ただ、料金ではエキサイトモバイルの2倍になってしまうというのがデメリットも感じてしまう点ではある。

最後の大穴、楽天モバイル。無料期間中に電波のつかみ状況をもう少しだけ様子を見てみるのは有りだと思うのだけれど…あと半年の命、かなぁ…。

(以下、3/11時点での検討状況。備忘録的に。)

(現段階でまだMVNOが全て料金プランが発表になっていない点は考慮すべきところではありますが…)一般的に考えると、MNOであるDocomoが一番強いような気がする。私のようにコロコロスマホの機種を変えるような人間であればあるほど、Docomoの対応Bandは使いやすい上に、繋がりやすさも一番信頼できる。そうなると、まずメイン回線はahamoで決まり。ついでにサブ回線へのテザリングできるし、20GBあったら相当のことがない限り容量不足になることは考えにくい。外で動画とか基本見ないし。

サブ回線は…正直楽天モバイルがどこまでこれから信用できるかにかかっている、かな。都心住まいであれば選択すべき理由もあるかも知れないけれど、横浜市内だってまだ十分にサービス圏の中に入っていない実情を見ると、Docomo網かSoftBank網を利用したMVNOを契約しておいたほうが、いざというときに安全かもしれない。そうなると、第一候補はijmioか?2GBまで利用できる安心感と運営会社の信頼感で選べばそうなるけれど…ここはもう少し検討の余地有り。