ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

憂鬱な内示日

社内の内内示の日。私は相変わらず平社員のままでした。もはや平社員歴うん十年、昇進するチャンスはもはやありません。働くということの意義、みなさんはどこに感じてらっしゃいますか?

本日の駄文

ヤフオク・メルカリ・ラクマ。いろいろな理由で不用品を交換するようなサービスは数あれど、たまにハズレを引いてしまうこともあります。高額商品ならば目も当てられません。精神的に戦う元気は今のところ無いので、私はいつも泣き寝入りしてます。今回も1万円の商品を泣き寝入りすることにしました。届いた商品が電源はいらないってどういうことよ…。動作チェックしたのかよ…。産廃処理してるんじゃないのよ、私は…。

憂鬱な内示日

我社は3月決算、4月より新年度が始まります。その前に行われる内示。本人にだけ行われる内内示は3週間前、オープンになる内示は2週間前。2週間のうちに今の仕事の後始末をして、4月1日には新天地でスタートを切る、というのがこの時期の風物詩です。わたし、むかしはこの時期が大好きでした。誰がどこに行くんだろう、どんな新しい人が来るんだろう、そして、いつ自分の評価はあがるのだろう、と。

今年も3月10日(内内示の日)に、私の耳には何も入ってきませんでした。会社生活何十年、4月1日からも、また平社員生活の一年が始まります。わかりきってはいることだけど、報われない。どんなに頑張っても、これは運。どうにか上に上がりたい。もがいているけど、いつもダメ。あきらめモードばかりが、重くのしかかってきます。

かつて。私がバリバリの営業をやっていた頃の話です。自分で言うのもなんですが、わりと成績は上位にいました。出世街道の最前線を走っていたと思います。そして、入社から数年、階級が係長に上がる内示をうけました。あのときは、自分でも「報われた…」と感無量だった記憶があります。しかし。そんな状況でのうつ病の発症、長期休暇。係長の内示は水泡に帰し、平社員生活が続くことがきまりました。

そこからは、何をどうやってもダメ。うつ病になっても、回復している人たちは皆、昇進していきます。わたしはうつ病が治らないまま、出社できる年と出社できない年を繰り返し、仕事も重要なものを任されなくなり、すっかり閑職へと追いやられました。今の部署はそれなりに居心地は良いし、周りの皆さんもいい人ばかり。職場にはようやく恵まれている、という自覚はあります。それは唯一の幸せかもしれません。

ただ、ただ…。私の入社当時にお偉いさんだった方はすでに常務とかになっているし、わたしの少し先輩は統括部長や部長がごろごろ。後輩だって課長がたくさんいるし、もうこの歳で係長にすらなっていないのはなんらかの問題を抱えた人間だけです。そう、私のように病気がちで会社にまともに貢献できていないような人だけ。その考えが、いまでも強く強く自分の中で自分を責めるのです。あぁ、なんで自分はこんなにも運が無いんだろう、と。

こんな歳にもなれば、だいたいマネジメント職になって後輩の指導や組織の運営をすることが仕事になってきます。私もそんな仕事をするものだとばっかり思ってました。でも今、私がやっているのは、入社当時と変わらない、簡単な事務仕事、Excelとの格闘、その他諸々。仕事の内容を変えたいわけではないけれど、日々の生活の中でいただける賃金の差は、数倍になっています。日陰者なりにがんばってはいるけれど、報われないし、運もない。それが自分。金が全てじゃないけれど、金があるからできることだってたくさん、あります。

先日の内内示が発表された後、人事権を持つ上位上司が異動されることを知りました。この方、かなり自分の中でも恩義を感じており、別け隔てなく部下に接する方だったので組織の中でも人気がありました。そして、論功行賞もきちんと行い、会社のルールに反してでも、実績を積んだ方は遠慮なく昇進させてくれる方でした。この人の元で働いているならば、もしかすると自分にも芽があるかもしれない、そう思わせてくれる方でした。

しかし、それは夢で終わりました。4月からの上位上司がどんな方かはわかりませんが、自分のやっていることで判断されると、間違いなく昇進する可能性は極めて低いです。安月給で今の場所で働くことが、果たして自分のために良いことなのか。しかしそれ以上に、職を変え、給与水準を落とすリスクをとるべきなのか。正直、全くわからなくなってしまいました。。。

いつも以上に全くとりとめのない話になってしまいました。自分の存在意義って、なんだろう。給与水準だけが全てではないけれど、平社員歴うん十年、もう昇進する意義すら感じられないと思うようにもなったけれど、でもいまのまま虚しい毎日を過ごすのもいかがなものかとも思うんですよね。FIREなんて夢物語は描くこともできないし、日々の家賃や光熱費で毎月の給料は消えていくし、どんどんふえていくガジェットたちでボーナスももうありません。鬱だ…。今日はローテンションの日ですね。悲しみを抱えたまま、今日も仕事に向きあいたいと思います。