ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

今更ですが、ワルキューレ。

最近はワルキューレの虜になっています。彼女たちのハーモニーワーク、本当にすごい。デカルチャー!!ミクスチャー!!!!!からハマった人間としては、なんで今まで聞いてこなかったんだろう、という後悔の日々です。

本日の駄文

横浜では「元台風」の影響をあまり受けることがなく過ごせているのでホッとしています。昨日段階では、もっと朝に雨が強まる予報だったのでビクビクしていたのですが、若干肩透かしくらったような感じ。でもそれぐらいでちょうどいいんです。災害は無いに越したことはないですからねぇ。

今更ですが、ワルキューレ。

ワルキューレと聞くと、大抵の人は「ワーグナー」を思い出すはずです。私もそうでした。あのトロンボーン、いいですよねぇ。なーんて話ではなく。今更、そう、今更ハマっているのが、マクロスΔの戦術音楽ユニット、「ワルキューレ」です。そんな話を取り上げたのは、いまから約3年前のブログでした。

hamabasso.hateblo.jp

その頃から、JUNNAさんの歌のポテンシャルの高さは感心しきりだったのですが、正直あまり曲を知らなかったせいもあって、盛り上がったワルキューレ熱は急速にしぼんでしまったのでした。

そして、時は流れ。昨年開催されたマクロスFのギャラクシーライブ。このときに発表されたのが、デカルチャー!!ミクスチャー!!!!!というマクロスF×マクロスΔのコラボレーションアルバムです。お互いの曲たちをお互いの歌姫が歌う、その筋の人にはたまらない内容のアルバムですが、CDを2枚買わせるためなのか、マクロスF版とマクロスΔ版で収録曲が微妙に違ったんです。仕方なく、私も2枚のCDを買い求めました。(これはこれで全く後悔はしておらず、むしろこれが沼にハマるきっかけでした。

マクロスFの楽曲はほとんど知ってますが、反比例するようにマクロスΔの曲は全く知らなかった私。でも、シェリル&ランカが歌っている曲の原曲はどんなふうに5人が歌っているんだろう、気になった私。そしてどんどんハマっていく私。文字通り「♪Welcome to Walkure World~♪」なわけでして…。

楽曲の作成経緯等をいろいろと読むと、私のようなオジサン世代にぴったりとアジャストするように、昔のアイドル路線(聖子ちゃんとか明菜ちゃんとか)を意識してディレクションしているみたいで、だから曲が押し並べて聞きやすいんだろうなぁ、と思っていたり。そうは言っても、絶対零度みたいに5人のハーモニーがポルタメントしていたりする、相当技術的にエグいことやっていたりして。まーどっぷりですわ。

最初こそJUNNAさんの歌スキルの高さにびっくりしてましたが、あらためてこの5人を聞いていて一番好きなのは、カナメ役の安野さん。とにかくいちばん音感がある。声色を自在に使い分けながら、JUNNAさんと鈴木さん(みのりんご)と上手にハモリわけができている。Live映像でもそれはしっかりわかるし、これ、実はとんでもなくレベル高いと思うんですよ。音程感がしっかりしているから、ピッチもピッタリあうし、なにより声優界にあまりいないような真っ直ぐな歌声の持ち主。早見沙織さんと系統似ているかもしれませんが、とにかく安野さん、すごい。黄色推しです。

だからといって他の西田さんや遠山さんが霞んでいるかというとそうでもなく、鈴木さんは鈴木さんの良さがあって(ルンがピカッと光ったら なんて名曲中の名曲だと思うし)全部いい。女声5声のハーモニーワークは一度聞いたら病みつきで、今までになかったこの感覚の虜になってしまっています。あぁ、マクロスはやっぱり音楽が良かったんだ、あのときに「5人!????」なんて思わずに、素直に受け入れていればよかった。いまさら後悔してますが、まぁそんな事言わずに…今日もワルキューレの歌を聞きながら仕事がんばりたいと思います。

そんな安野さんがメインボーカルを張るのがAXIA。AXIAといえば斉藤由貴さんだったりカセットテープだったりする世代の私ではありますが、閑話休題、この曲は安野さんの伸びやかな彼女の声を存分に味わうことができます。こういった声の人が屋台骨となってハーモニーを支えてくれているからこそ、JUNNAさんや鈴木さんが上で自由に感情を爆発させることができる。やっぱり5人のチームワークがすごいと思うんですよねぇ。