ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ZOOM H1e(H1 Essential)

待望の新製品、H1 Essential。本当にいい製品だと思います。ぜひ買って。(ビジュアルは目をつぶってください…)

本日の駄文

桜が咲いたあと、GW開けの陽気が花粉とともにやってきたかと思えば、明後日は雪予報もでている横浜市内です。本当に、このお天気、変。おかげさまで調子も上がらず、なかなか思い通りに行かないことばかりでやな感じしますが…。まぁ、今は耐え時、かな。

ZOOM H1e(H1 Essential)

先日発表になり、つい記事にしそびれていたのが、この製品です。ZOOM社(会議のzoomとは完全に別の日本の会社です)の新製品、H1eです。これ、やられた~と思いました。この製品があと1年早く発売されていたら、まちがいなくこっち買っていたかと思いますもの。そんな話です。

なぜそう思うか

私は、同じZOOM社のM2というものを利用しています。利用用途は、吹奏楽。吹奏楽は本当にダイナミクスレンジの幅が広くって、一人で演奏する弦楽器の音と管楽器合奏の音を同じマイクで録るのは至難の業です。そのために、毎回マイクレベルの調整が必要になります。はっきり言って、超面倒。でもそれがいままで当たり前でした。

このZOOMのM2という製品、そんな今までの常識を覆す「32bitフロート録音」という技術を搭載しています。誤解をおそれず超簡単に言えば、調整がめんどくさかったら、大きい音も小さい音もぜーんぶ録音できるくらい記憶領域使えばいーじゃん、というかんじかな(違うかな?)ま、とにかく、「録音前のマイクレベルの調整」というめんどくささを省くことができる、超画期的な録音機材です。(ノーマライズしてあげればなお良いのですが、めんどくさいこと考えなくて良いのは心理的にも良いし、初心者にも扱いやすいという意味で万人向けです)

使ってわかるこのM2の良さですが、実はマイナスも。それはそのビジュアル。ハンドマイク型で、良くも悪くも目立ちます。「録音してるぞー」という見た目、本当にどうにかならんかったのか、と正直思います。ま、使っているのはオジサンなので良いのですが、若い人向けでは無いよなぁ…なんて思ったりしていて。

そんな想いを持っていたわたしの気持ちを知ってか知らずか、今回ZOOMが(おそらく)満を持して発表したのがH1eです。

何が良いか。

それはもう、可搬性の高さです。ちっこい。これだけでこのレコーダーを持ち運ぶだけの唯一の理由になり得ます。おそらく手のひらサイズ、これだったらより万人向けです。

それに加えて、安い。M2は2万円以上しましたが、H1eは1万円強で買えます。より多くの人がより簡単に録音ができる環境を整える事ができるのは本当に素敵です。ほんと、万人におすすめしたいレコーダーになりました。

何が悪いか。

なんというか…もう少し、スタイリッシュ(死語)にならなかったか、と。ゴツいといいますか、男子ウケするといいますか…マイクが飛び出ているその構造は、いい音を録るためには必須だったのかもしれません。が、人を選ぶと言いますか、言葉を選ばずに言うと、ダサいというか…。女子高生が持つようなものかと言われると、ちょっと…。もひとつおまけに言うと、このマイクの「アクセサリキット」(APH-1e)もあるのですが、この純正の風防が、なんかでっかい黒い綿毛みたいで、うーーーーん…。

ともあれ、たぶん大人気になりそうな製品であることには間違いないので、これ、ぜひ買って活用してもらえればと思います。オジサンのつぶやきでした。

参考↓下記、M2のレビュー記事です。

hamabasso.hateblo.jp

詳しい製品仕様は以下も↓

zoomcorp.com