ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

いつかはレガシィ

昔あこがれていたクルマがありました。白いレガシィ。そんな思い出から、後先考えずにやってしまった私の行動とは。

本日の駄文

今日は横浜は雨降りです。わたしのこころも雨降りです。正直、落ち着きません。理由は後述。

いつかはレガシィ

今週のお題「懐かしいもの」

今週のお題にかこつけて、ちょっと思い出語りさせてください。

わたし、こう見えて車好きです。あまり人に公言していませんが、車はだいたい3年に1回買い替えています。社会人になってからしばらくは駐車場の問題があって持てていなかった、憧れの移動手段、クルマ。私が生まれた場所はクルマ前提の場所でした。クルマは一種のステータスでありシンボルでもあり、首都圏に出てからもクルマへのあこがれは人一倍強かったと思います。

わたしのクルマを選ぶ基準。それは趣味で弾いている楽器「コントラバス」が入るかどうか、というのが第一条件です。当然ながらコンパクトカーやセダンには入りませんので(無理すれば入りますけど、流石にグロリアに楽器乗せたときは死ぬかと思った)、必然的に大きな車を選ぶ必要があります。わたしの車選びは楽器とともにあります。

懐かしい、憧れのクルマってなんだろう。そう考えたときに真っ先に思いだしたのは、スバルのレガシィです。いまはレヴォーグという後継車種に切り替わっていますが、昔のレガシィはステーションワゴンの花形で。280馬力でぶっ飛ばすGT-Bというグレードは鮮烈に覚えています。なんせ初代のグランツーリズモ(ゲームです)ですらレガシィご贔屓にしていたくらいですから。知り合いの学校の先生が白いレガシィに乗ってさっそうと移動しているのをみて、指を加えて羨ましく眺めていた過去を思い出します。

まだミニバンが出始め(もしかするとミニバンという概念がなかった時期)の頃は、それこそ荷物が積めるクルマの花形はワゴン車でした。アベニールやカロゴン、ステージアなど本当いろいろ選べるいい時代でした。いまはコンパクト/ミニバン/SUVしかない時代になってしまいましたが、それでも昔のレガシィはやっぱり格別の憧憬があるものです。

閑話休題。

先日、GWに乗ったレンタカーのアクアが結構いい動きをしていたのが気になって、カローラツーリングを見てきました。カローラツーリング、結構いい車に仕上がってはいたのですが、やっぱりちょっと違う。狭いんですよね、荷室。いまのMAZDA3と比較しちゃうと、もう少し広めの荷室がほしいんです。そして、足回りも適度に固めてもらったガチッとしたものがいいんです。さらに、このカローラツーリング、コミコミ400万提示されたんです。カローラで、400万円て。流石に萎えて引き返してきました。

諦めきれなかったこの週末。レヴォーグと派生車種のレイバックを見に行きました。先に試乗したレイバックも良かったですが、私にはちょっとふわふわした乗り味。それに引き換えレヴォーグの素晴らしいこと!D型(現行モデル、後期型)になってから走りの質がより熟成され、自然にFan To Driveをすることができました。唯一の泣き所は「燃費」ですが、所詮はサンデードライバーのワタシ、燃費はそれほど重要な問題ではありません。

知り合いの先生が乗っていた「白いレガシィ」良かったなぁ…と思い出した私は、なんとその場で白いレヴォーグの契約書にサインしていました。あと数年はMAZDA3と生活すると心に決めていたのにもかかわらず、です。仕事も最近忙しかったし、げんなりすることも多かったし。

でも、流石に総額450万円の契約書に、いともたやすく簡単にサインしたことに、一晩経った今更ながらに正直すごく焦っています。どうやって450万円もの大金を用意するんだろう。いつもやってるようなスマホ衝動買いとはケタが違います。まさに人生最大の買い物と言ってもいいでしょう。まだ余韻から抜けきれず、ふわふわしています。たぶん今週は金策に走る1週間になります。(向こう5年のローン組むことは間違いなく確定しています)5年後の自分のコミットです。やり切ります。がんばります。