みなさんが好きな楽団、ありますか?私はあります。ちょっとマイナーかも知れませんが、自分の「好き」な演奏を、期待を超えてYoutubeで魅せてくれる楽団。あとにもさきにも、この楽団以外でYoutubeの過去動画を漁ったことはないです。それくらい好きな楽団。
本日の駄文
最近、気持ちが落ちています。メンタルの病気のせいなのですが、どうしても心の限界まで働いてしまうことが多くって。そんなときにちょっと重い出語りさせてください。
PRO Wind 023
私はだいぶながいこと吹奏楽やってます。そして割とコアな世界で過ごしたことが長くなっています。なので、吹奏楽のいろんな演奏も聞いてきました。コンクールも、地方大会、県大会、支部大会、そして全国大会。普門館含めていろんな演奏を聞いています。(名古屋に行ったことはないので、オールドファン度合いをお察しくださいですが、、、)プロの演奏も何度か聞かせていただいています。東京佼成、大阪市音楽団(現在のシオンですね)。各地の自衛隊音楽隊(陸海空すべて)や全国バンドの演奏も聞いています。上手いバンドは、うまい。あたり前の事をいいますが、上手いバンドはやっぱり一芸に秀でる魅力があるのは事実です。それが自分の好き嫌いは別として、そのレベルまで練習し合奏できるのは素直に称賛です。
そんな中。いちばん「好きなバンド」という観点で考えると、みなさんはどのバンドでしょうか。NHK交響楽団だったり、はたまたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団だったり。ボストン・ポップスかもしれません。そんな中で私が胸を張っていちばん好きなバンド。それが「PRO Wind 023」です。え?知らない?ですよね、、、
指揮を大井先生(かの有名な団体で全国まで率いていた先生です)が振るこの楽団、調べてみると山形県でプロが集まって年イチで演奏をされているとのこと。山形には少なからず縁がある私、なんとなくYoutubeでおすすめされるままに聞いてみると…まぁドハマリしたんです。なんというか、わたしがやりたい(と思って絶対できるわけない)と思っている音楽を具現化できている、世界中探してもなかなか見当たらない稀有なバンドだと思います。誇張ではなく。
音楽の表現が、自然で、違和感なくて、現代的で、素直。それに技術が重なって、すっと自分の中に入ってくるんですよね。「こんなふうに演奏したい」という意思が楽団の音からほとばしりでている感じがたまらなく好きです。吹奏楽の演奏は、もはや私レベル(大変失礼)になると「あ、このパッセージって絶対遅れちゃうよね」「ここのハイトーンって難しいよね」とか、少なからず粗探しみたいなことがあるんです。が、この楽団は全部そんなの超越して、ただただ音楽が楽しい。基本的な音楽的素地があるうえで、指揮者の方向性に一緒になって演奏しているさまがすごくすごく素敵で。Youtubeは全部拝見していますが、正直ほとんどが好きな演奏です。晩酌しているビール飲むの忘れて映像と音楽に夢中になるくらい素敵です。こんな楽団、たぶんここだけ。
一番の個人的おすすめは、真島さんの課題曲「五月の風」です。わたし、このころまだコンクールバンドに所属してまして、6/8のリズムと洒脱なパッセージにさんざんいじめられた、それはそれは素敵な経験(トラウマ)があるんです。この演奏は、ちょうど真島さんが亡くなってすぐの演奏会で献奏されたものなのですが、、、大井先生、指揮の途中で感極まってるんですよね。こんな情熱を表に出さない方だと思っていたので、演奏をみたとき衝撃が走りました。そしてこの想いがこもった演奏を見て、心を射抜かれたのでした。すごい。
ちなみに。参考までに同じ指揮(大井先生)で尚美で振られている五月の風もあります。演奏としてはきれい。技術もうまい。けど、心に揺さぶれる何かは、PRO Wind 023が圧倒的に上だと思います。(当然異論は認めます。私個人の感想です)
残念ながら、この楽団がナマで演奏しているところを聞いたことはありません。いつもGWに定期演奏会を行っているのは知っているんですが、気がついたときにはチケットがソールドアウトしているんです。山形まで足を運ぶのはちょっと遠すぎる気もします。が、この演奏を聴きに行けるのであれば、来年こそは山形の地を踏みたい。そう感じさせる、私にとっては夢のバンドです。たぶんナマで聞くことができたなら、しばらく放心状態で立ち上がれないのではないだろうか。そんな瞬間が来ることを信じて、今日は終わりたいと思います。。。
おまけ
この楽団が演奏している、超有名曲も2曲ほど挙げさせていただきます。オールドファンには涙ちょちょぎれる「アルヴァマー序曲」こんなにもスネアが軽やかで淀みなく、音楽が素直に流れていく演奏を、いまだかつて聞いたことがありませんでした。
そして、たなばた。酒井さんの出世作ですが、これもいい。なんというか、こともなげに吹ききってしまうその技量と、それを平然とやってのける涼やかさと。(たなばたに関しては私は実はこの上の演奏を聞いたことがあるので永遠の第2位なのですが)毎年7月7日にこの演奏を聴きに来る方が多いのも納得の演奏です。








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