ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

闘痔の話(1)

わたし、以前痔を患っておりました。その発覚、肛門科の受診、そしてその結果は?ひさびさの連載モノ、第一弾です。

本日の駄文

北海道での地震、今回は被害が広範囲に渡っているみたいですね。北の大地の皆様、どうかご安全に。京阪神地方に甚大な被害をもたらした台風といい、今年は天災の多い年ですね。ここが耐え時、踏ん張りましょう、日本。

闘痔の話(1)

お恥ずかしい話ですが、私、以前痔を患っておりました。いまでは完治している(と信じたい)のですが、なかなかこういったデリケートな話は他人に話しづらいし、でも他人の話には興味があるし。というわけで、わたしの闘痔(とうじ)の話をスタートしたいと思います。不定期連載になると思いますが、お暇な方はお付き合いくださいまし。

話は6年ほど前にさかのぼります。トイレに行って大きいほうをすると、トイレットペーパーに血がにじむことがありました。頻度は時々、といった症状でしたが…次第に状況は悪化していき、出血が気になるようになってきました。

この出血、しばらくほったらかしにしておきまして。というのも、排便時に少し痛むだけで、大きな痛みではなかったから。でも、ちょっと気になる。なんというか私も男子、血を見るのには慣れておらず、ちょっと自分のおケツがかわいそうになってきたのです。

そこで最初は、おケツ用の薬を塗ってその場をしのいでおりました。プリザエースを塗ると、出血は一時的には収まりました。痛みも少しはひきました。でも会社にまで薬を持っていくのもめんどくさく、血が出る症状も変わらず。状況はあまり良くない方向に進行していきました。

でも。ここで私は逡巡することになります。いやー、おケツを人前に晒すんでしょ~?それってとっても恥ずかしいですよねぇ。。。たとえ診察のためとはいえ、私、穴を見られることの恥ずかしさに耐えられるかしら…悩んで耐えて数ヶ月。考えに考えた挙げ句、私は肛門科のドアをたたくことにしたのです。

土曜日。勇気を出して朝イチに肛門科に初診受付に行くと…なんと、診察時間前だというのに同類の皆さまがたくさんいらっしゃるではありませんか!!そうか、こんなに皆さんおケツの病気で悩んでいらっしゃるのねぇ。そう考えると、これから受けるであろう辱めに対する勇気をいただきました。そして待つこと約1時間…いよいよ診察です。

簡単な問診のあと、「では患部をみますね~、ズボンおろして~。」キターッ、いよいよわたしの貞操が奪われてしまう瞬間です。緊張で胸のドキドキは最高潮。下半身を露出させた私はベッドに横になり、膝を曲げた状態で先生に…。あれ?そんなに痛くない。でもなんだか妙な違和感。「あ~、いぼ痔ですね~。それと痔瘻もありますから手術が必要ですね~」え?いまなんと?手術ですと?私のおケツはなんと、痔瘻(じろー)というやっかいな状態だったのです。なんということでしょう!

というわけで、次回につづきます。(需要あるんかいな…)

いろいろ市販の薬で試しましたが、一番私にあったのはプリザエースでした。でもなんというか、お医者様からいただく薬の方が効いたのはいうまでもありませんけどね…。