ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

オオカミ少年

なんだか悲しくなる首相の記者会見。これって開く意味あるのかしら。もはやその存在価値すら疑われるような首相。なんだかとっても悲しいなって。

本日の駄文

梅雨入りした関東地方、本日の晴れ間を逃してしまうとしばらく「洗濯チャーンス!」はやってこないらしいです(by依田さん)。貴重な晴れ間、こんなときは日向ぼっこでもしてゆっくり過ごしたいのですが…あーぁ、はやく土日にならないかなぁ。

オオカミ少年

緊急事態宣言が解除され、まだしばらくは「マンボウ」が続くことになった横浜です。酒類の提供が開始されるか否かが争点の一つにもなっているようですが…酒、外で飲まなくなってからもはや1年程度以上経っているような。そのまま酒飲み文化がなくなってしまうことを危惧しているオジサンはこちらに一人いらっしゃいます。

閑話休題、今回の緊急事態宣言や蔓延防止条例が、もう何度目の延長になるんだ、というのが話題にあがります。私の周辺では、とくに吹奏楽の練習がいつになったら再開できるのか、ホールはいつになったら普通にお客さんを入れることができるのか、新しい生活はいつまで続ける必要があるのか。ようやく最近ではコロナワクチンの接種が始まり光はかすかに見えつつありますが、そんな中どうやって今後の自分の心持ちを定めていけばいいのか。多少迷うところではありますよね。

そんな中開かれた、首相の記者会見。もっとも、首相の記者会見ほどつまらない茶番は無いと思います。決められた原稿、決められた想定質問、意思疎通のない回答、よくわからない理由付け。日本の政治はよくわからない、日本人は政治に関心がない、とよく言われますが、それってこういった政治家にこそ問題があると思うのです。自分の国のトップが、自分の言葉で、自分の考えを話して、始めて、意思が伝わる。そんな基本が無い。いったいどこでだれが何をどう間違えたらこうなるのか。

オオカミ少年の話を思い出します。いつも大変だと言っていた少年は、本当にオオカミが来たとき、どうなったでしょうか。単純明快な話ですが、いまのつまらない国政の政治家にこそ聞かせてやりたい。それでも意味不明なポエムを語る二世議員よりはいまの老人のほうがいいのかしら。だとしたら究極の二択だろうし、批判専門の野党に政治を任せるなんていう愚の骨頂は本当に避けなければならないし。トップの言葉ってやっぱり大事だと思うんですけど、どこまでその認識があるのかしら、いまのトップの人は。

私の働いている今の職場のトップは、少なくとも自分の考えをオープンにしてくれる人だと思っています。良かれ悪かれはあったとて、まずはその考えを示してくれないと、賛成にも反対にも意見表明ができない。反対があまりにも多かったら、誠実にその対応策を検討してくれる。こういった組織こそが強いのだと思うし、あるべき姿なんだと思うのです。そして、国という組織は、その模範であるべきだと強く思うのです。しかし、現在は…。

なんともやりきれない思いです。オリンピックだってなし崩し的に開催されるし、(しかも有観客で!)まったくいまの政府には一貫した考えを見出すことができません。だから、私も全てにおいて、今の状況には無関心。オリンピックも無関心。自分の生活だけで精一杯。とにかく、このコロナ禍がはやく過ぎ去ってくれるのを、ひとり悲しく待ち続けるだけです。はぁ。