ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

OBSERVE GIZ2(乾燥路レビュー)

新車を購入したときに、破格のお値段で手に入れたスタッドレスタイヤ。日本製のスタッドレスは乾燥路に弱い、という定説を覆し、キビキビ走っております。さて圧雪、凍結路面はどうなるか…?

本日の駄文

あっという間に明日から12月です。私の職場でも、例外なく師走らしい忙しさが来そうな予感がしています。今日は「嵐の前の静けさ」といってもいいでしょう。今週後半から更に寒くなるとのことで…寒さにそれほど強くはない私としては、こたつでぬくぬくした生活がしたいところではありますが…。

OBSERVE GIZ2(乾燥路レビュー)

私の愛車、MAZDA3。購入したのは今年の1月の話でした。当時社会はコロナに翻弄されまくっており、私も新車を迎えたときには車で遠出するなんて夢の夢の話でした。いま、ようやくすこしコロナが落ち着いているところですので、ようやく冬のレジャー(というかドライブ)したいな、と考えているところです。

私は、用心のためにもクルマには冬スタッドレスを履かせることにしています。坂が多い横浜市、自宅の周りにも急な坂が多く、雪が降ったらクルマが乗り捨てられていることもちらほらあります。もちろん雪が降ったときはクルマに乗らないことが一番いいのですが、そうも言っていられないときのため、です。あとは、北の方にドライブすることになってもいいように、ですかね。

ようやく本題です。新車で購入したMAZDA3ですが、私がクルマを購入したときの特典として安価にスタッドレスタイヤを販売するキャンペーンを実施していました。具体的にいくらとは言えないのですが、市価よりも大幅に安かったことだけは覚えています。ただ、タイヤの銘柄がトーヨータイヤのOBSERVE GIZ2。まったく素性の知らない、自分ではまったく選ぶはずのないトーヨータイヤのスタッドレス。いかに去年フルモデルチェンジしたとしても、怪しさ爆発(失礼!)なものだったのです。MAZDA3に適合するサイズは205/60R16ということもあり、もともと履いていた215/45R18からのインチダウンということもあり、まったく期待しないでとりあえず購入したタイヤだったのです。。。

先週、ようやくタイヤをサマータイヤからスタッドレスタイヤに履き替え、皮むき作業(おまじないに近いのですが、およそ100km走行)した後の簡単な乾燥路の走りのレビューです。こんなマイナーなタイヤ履いている人、おそらくものすっごく少数派だと思いますので、少しでも参考になれば。

で、その走りは?

正直、相当意外な走りをしてくれました。この意外さは、いい意味で意外です。国産のスタッドレスはどうしても腰砕けになるくらいのふにゃふにゃしたゴムを採用していることが多く、だからこそ乾燥路の多い関東地方では海外製のスタッドレスを履くべき、というのが勝手な私の持論なのですが…このタイヤ、すっごく硬いです。スタッドレスタイヤじゃないくらいです。でも、しなやかさもあります。あれ、トーヨータイヤってこんな良いタイヤ作れるの?というのがファーストインプレッションです。

とにかく、サマータイヤからスタッドレスタイヤに乗り換えたときに必ず起こる、「あー、サイドウォールがやわらかーい、でも仕方なーい」といった感触がほとんどありません。普通に、極めて普通に高速道路も走ることが出来ました。そういった意味で、かなり好きです、このタイヤ。以前のGolfではPirelliのスタッドレスタイヤがお気に入りでしたが、このOBSERVE GIZ2はかなりそれに近い印象です。下手するともっとかっちりしているかもしれません。いやー、本当にびっくりしました。

スタッドレスタイヤの本質は、雪道や凍結路面でどの程度効いてくれるかという点だとは思うのですが…それを言い始めると(多分)ブリジストンやヨコハマには勝てないと思います。しかし、めったに雪が降らない、ほぼ乾燥路となる関東地方では、積極的に履くべきタイヤの候補の一つになると思います。知名度もほとんどないため(苦笑)、かなり安価に手に入れられる機会が多いのもメリットです。個人的には自信を持っておすすめできるタイヤです。たまにはトーヨータイヤという選択肢、いかがでしょう?

Amazonで今見てみたところ、205/60R16の4本セットで47,160円!正直破格だと思います。Pirelliよりもおすすめできるかもしれない。国産のスタッドレスタイヤで1本12,000円前後で購入できる事自体が素晴らしいコスパですよねぇ。