ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

一番ハードな一週間

仕事で大失敗した一週間。しっかり準備をして臨んだはずのサーバ展開作業で失敗し、連日睡眠時間を削って対応した思い出話です。

本日の駄文

いつの間にか、横浜でも桜が満開になっています。やっぱり今年は暖冬だったんだなぁなんて感じていたら、雪がしっかり降ってきた週末。なんだか天気の振り幅の大きさに若干ぐったりしているところです。。。

一番ハードな一週間

仕事を自分の体調の悪さからお休みしている最近ではありますが、私にも若かった時がありました。そのときの記憶をたどってみたいと思います。

一番ハードだった一週間は、当時社会人3年生のころだったと思います。IT系の営業をしていた私は、クラサバ型の機器を提案し、見事獲得。その展開作業を迎えることになりました。お客様は、全国に30拠点くらいある大きなお客様。そこで活躍していたファイルサーバ兼プリントサーバを更改する作業でした。

展開作業は毎日行われます。一日に3~4拠点。お客様と一緒に朝から作業員が作業して、それを営業である私がリモートで旗振りする。そんな計画を立て、お客様からも了承していただき、いざ展開作業当日。

月曜日から作業は始まったのですが、これが、どの拠点でも躓いて、うまくいかない。朝の9時から始めた作業が、結局終わるのが夜の9時くらい。計画では午前中には作業が終わっている予定だったのが、まったく想定外のシナリオが続きました。夜遅くに作業が終了し、その後反省会議、導入作業手順書の改定。翌日の作業に活かすために打ち合わせ。打ち合わせが終わり、翌日の作業の準備をすると、だいたい夜の3時ころ。毎日タクシー帰りして、自宅で仮眠。翌日の打ち合わせは朝9時から始まります。そんな作業の繰り返しが5日間。土曜日は別件で朝から作業があったので、金曜夜から土曜朝までは完徹して週末も仕事してました。一週間の睡眠時間は8時間でした。

いまのようにIT環境が整っていたわけではありません。遠隔地から操作できるような「リモートデスクトップ」なんてない時代。電話で手順を手取り足取り手順を伝えていたSEさんも大変でしたが、当時そんな無謀な計画を立てていた自分に対する責任感もあって、逃げ出したくなる気持ちをぐっとこらえ、なんとか踏ん張りました。(でも、この仕事が終わったら、この会社を絶対に辞めてやるんだ!という気持ちもありましたが)結局この展開作業はなんとか終わり、その後も会社にはとどまったのですが、人生の中でこんなにキツイ一週間はなかったなぁ。そんな思い出の展開作業のお話でした。

今は営業職から離れ、こんなことを行うことは無いけれど…このときの記憶はしっかり残っています。仕事を続けていれば、いいこともたくさんありますが、辛いこともある。明日から新社会人のみなさん、ファイト!です。

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