ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

コロナ禍について思うこと

ここ最近のコロナウイルスに対する世の中について思うことをつらつらと書きなぐってみました。ちょっと偏った意見になるかもしれませんので、ご興味のある方だけどうぞ。

本日の駄文

すっかり季節は春ですね。いつの間にか4月も始まり、せっかく咲いた桜の花も散り始め。満開の桜もいいけれど、散りゆく桜にも風情を感じることができるのはいいものです。儚さというか、そういった感性も大事にしたいものですね。

コロナ禍について思うこと

ここ最近の新型コロナウイルスについていろいろと考えていたら寝れなくなってしまい…。いま自分が考えていることについて少し書いてみようかと思います。結構偏った意見になるかもしれませんので、苦手な方はそっと戻るボタンを押して頂けるとこれ幸いです。

ここ最近の新型コロナウイルスのニュースに飽き飽きしていて、完全に食傷気味です。テレビを点ければどこもかしこもコロナ、コロナ、コロナ。大事なニュースであることには変わりはないし、いま国民が求めているニュースだってコロナで間違いないでしょう。でも、正直こういったニュースが続いているいまの状況、わたしにとってはあまり良くはないのです。気分が本当に滅入ってしまい、こころの平穏が保てなくなっているのが事実です。

いま自分はこころの病で職場を離れているのも、良くもあり、悪くもあり。いい点としては、こういった話題を同僚と挨拶代わりにしなくても済むこと。悪い点としては、ひとりでもんもんと家の中で過ごすことになり、自分の考えのはけ口がないこと。いや、会社に出ていたとしても自分の意見を話せる気の許すような友人はいないんですけど…唯一ともいえる吹奏楽仲間の友人たちも、みんな苦労しています。公的機関の練習場所が使えなくなったり、演奏会を開催する予定だったものが軒並み中止となっていたり。いかに平時、平和だったかを実感できています。

昨夜、いろいろと考えていたら眠れなくなってしまいました。家に閉じこもっている私の情報源はラジオ、SNS、Twitterの3つ(テレビは見ない)なのですが、ことTwitterのトレンドを見てみると、余計な情報が本当にたくさん入ってきます。どこの県で何人感染した、なんていうのは可愛いもので、政治家や有名人の不用意な発言、それを集団で叩く世論。あまり考えずに情報を拡散させようとする頭の弱い人達や、いまこの状況を使って金儲けをしようとする人。本当に重要で必要な情報が手に入りにくい状況です。一昔前より情報は入りやすい時代だというのに。なんとも皮肉を感じる時代です。

テレビを見ない理由。それは、本当に重要なことをほとんど語らない割に、コメンテーターと呼ばれる声の大きい人がたくさん出てきて、好き勝手しゃべる番組が本当に嫌いだからです。専門家の意見をどうして拡散しないのか?それで視聴率があがるから?理解に苦しみ、テレビというメディアから私を遠ざける理由としては十分です。こころの平静を保つためのテレビ断ちというのもいいかもしれません。

こんな時代だからこそ、重要なのは「正しい情報」を「一番信頼できるソースから入手する能力」だと思っています。例えば、山中教授のサイト。一番知りたい情報が簡潔にまとめられていて、不安に感じている心を落ち着かせる一助となっています。アベノマスクとして袋叩きになっている一世帯マスク2枚配布する方針も、検討の経緯を知ることですこし腹落ちしました。(ただ、この政策に関しては私もあまり効率的ではないとは思うけれど)一世帯30万円の給付も条件が厳しいようで、なかなかこのあたりもさじ加減が難しいとは思います。が、いま限られた時間の中で矢継ぎ早にいろいろ検討してくれている今の政府には頑張ってほしい。対案を持たず、批判ばかりする野党にはまったく期待していませんしね。

世の中的にも自粛ムードが漂っている現在です。昨日の状況では巣鴨の賑わいと渋谷の閑散とした状況がTwitter上に乗っていましたが、テレビで放映されるのは渋谷だけ。テレビのショーマンシップはこういうとき、いらない。事実を述べて、大事なことだけを伝えてくれればそれでいい。(多分いまのテレビ番組作りとしては無理だろうけれど。)そうなってくると、いかに必要な情報を、必要な分だけ、分別できるか。いま情報の波の中におかれている自分がいちばん大事だと思うことです。このコロナ禍のなかで被害者、そして加害者にならないため必要だと自分が思うこと。とにかく引きこもること。かなり苦しい状況が続くと思います。もっと感染者や死者数は増えていくでしょうし、医療崩壊だって起きてしまうでしょう。そんな鬱々とした空気を、せめて冷静に捉え、なんとしてでものりこえること。これがいま求められている自分へのミッションだと捉えています。なんとか、踏ん張りましょう。