もし、今、手元に100万円あったなら

ただの妄想ですが、手元に100万円があったら、80万円は投資、20万円はクレジットカードの返済で終わるでしょう。なんだか夢のない話ですが、昔は100万円現生持って楽器買ったりしてたころもあったんですよねぇ。

本日の駄文

オリンピック。残念ながら（予想通り）なし崩し的に開催されてしまいそうですが、観客も入れてやってしまうようですね。到底理解できない政治家のみなさまの考えを私は共有しようとは思いません。直行直帰で観戦に行け、大声は出すな、関係者枠は別…考えれば考えるほど筋が通らない。開催期間中のマスコミ（TV）の盛り上げ方も含めて、オリパラ期間が終わる9月までは憂鬱な時間が過ぎそうです。

もし、今、手元に100万円あったなら

今週のお題「100万円あったら」

今週のお題、たまにいろいろ奇抜なテーマが出てくることがあって、私もときどき寄稿させていただくことがあります。最初見たときからずっと「このテーマで書こう」と考えていました。そんな駄文です、しばらくの間お付き合いください。

100万円って、人生の中でそうそう持つような金額ではないですよね。私が人生のなかで一番最初に100万円（現生！）を持ったのは、楽器を買ったときです。もう20年以上前になるかなぁ、ために貯めたなけなしの貯金をもってコントラバス屋さん（世の中にはそんな奇特なお店があるんです）に行き、現金一括でいまの愛器を手に入れたのでした。銀行の窓口で現金を受け取ったときの諭吉さんの厚さにどきどき、お金を運ぶ際もかなりどきどき、楽器を購入して支払う際にもどきどき。若かったこともあったけど、100万円を諭吉さん100枚で持ったのはこのときが最初で最後かも。

そんな思い出を語った後の、いま。ずーっと病気療養していて去年は全く収入がなく、貯金を切り崩し切り崩し生活していたので、100万円という金額、貯金ですら持ってはいません。（なのに新車を購入してしまうとか、結構このあたりは矛盾しているような気がしますが…まぁそこは大目に見ていただいて）いま、もし1cmの諭吉さんが目の前に現れたら。私はたぶん、こっそりと20人くらいを手元に持って、残りの80人は証券会社の口座に入れていると思います。銀行の普通預金にいれていたらすぐ使ってしまうので、まずは、貯めるところから。株でいっとき大失敗してからは、私の資産運用は投資信託一本槍です。銘柄を分けて分散投資したいところですねぇ。

手元に残した20人の諭吉さんはどこへ行くか。それは、ついカッとなっていろいろなものを購入してしまったAmazon PrimeDayの精算に使うのです。今回は大きな買い物はしていないはずだったのですが、塵も積もればなんとやら、私のクレジットカードの未払金額がわりと大きな金額になってしまったのでした。先日、弊社でも6月のボーナスが支給されたのですが、私が出勤したのはわずか1.5ヶ月。休職していた分の金額を差し引かれ、税金などの諸費用をもろもろ差し引かれ、「無いよりはマシ」の金額をいただけましたが、やってきてくれたのはわずか数人の諭吉さん。これでは貯蓄に回すどころか今月のカードの返済だって怪しい。あぁ、どうしようどうしよう。調子に乗ってAmazon先生のサイトばっかり見るんじゃなかった。お金は大事だよー、使わないのが一番お金を貯める秘訣なんだよー、そんなこと分かって入るんですが、ねぇ。。。

ここまでの私の文章を読んでいただいた方ならおわかりかと思いますが、私、貯金できない性分なんです。たぶんこれは、祖母の影響を強く受けていると思います。祖母は裕福な暮らしではなかったにも関わらず、手元にあるお金をぜーんぶ使ってしまう人だったそうです。そんな彼女のモットーは、「金は天下の回りもの、使えば使っただけ自分のもとに返ってくるんだから、お金が手に入ったらすぐに使いなさい」だったそうです。（私は祖母から直接聞いたことはなく、この話はよく両親から聞かされていました）そういえば祖父も酒が好きで、宵越しの銭は持たない主義だったような…祖父と祖母が生きた時代は戦前、いまと時代こそ違えど、令和の世に私も同じような道を歩んでいるのかなぁ、と思います…。

あぁ、あこがれの100万円。通帳に7桁の文字が並ぶまで貯金ができないのは、血筋がいけないのかしら…。ありあまる浪費癖、どうにかならないかな。なんて考えても仕方がないし、100万円が急に空から降ってくるわけでもないし、地道に、節制した生活をしていく中で、なんとか頑張らなければいけないんだろうなぁ。と思いました。